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自社の価値がサイトで伝わらないHR.A自身の改善
HR.A(自社の発信基盤)

一番価値を出せる企業様と、出会えていなかった

2026.08.11プロジェクト

HR.Aはコーポレートサイトを、外注せずAIを使って完全内製で作り直しました。きっかけはツールへの興味ではありません。「自社の価値がサイトに表現されておらず、一番価値を出せる企業様と出会えていない」——営業の入口そのものが課題だったからです。費用・時間・更新が続かない、という3つの壁を、品質を落とさずにどう越えたかの記録です。

課題

何が、起きていたか

誰の課題か
HR.Aの営業・経営(私たち自身)
どの業務か
見込み客・ご紹介との最初の接点=コーポレートサイト
症状(定性)
HR.Aがどんな考え方をしていて、どんな方針で、どんなお客様の、どんな課題を解決しているのか——サイトから分からない。ご紹介いただいても、見た方が「自分の会社の課題を解決してくれる会社か」を判断できない
段階
顕在化した課題
放置すると
私たちが一番価値を出せる企業様——成長に体制が追いつかず悩んでいる会社——に、出会う前に素通りされ続ける

サイトが実態に追いついていないことは、ずっと分かっていました。HR.Aを知っていただく経路の多くは、お客様やパートナー様からのご紹介です。ただ、労務を任せる相手を変えるのは、会社にとって軽い判断ではありません。だから紹介された方の多くは、ご自身の目で確かめてから判断される——私たちはそう考えています。特に「この会社は、うちの課題を本当に解決してくれるのか」という目でご覧になられると考えています。

旧サイトは、その問いに答えられませんでした。HR.Aが何を考えているのか。どんな方針を持っているのか。どんなお客様にどんなサービスを提供していて、どんな課題を解決してきたのか。判断の材料になるものが、わかりやすく書かれていない。せっかく熱を込めて紹介していただいても、「良い会社らしい」から先に進めない。一番価値を出せるはずの企業様と、出会う前にすれ違っていました。

それでも直せなかった理由は、3つあります。まず費用。制作会社に頼めばすぐに数十万〜数百万と言うコストと数ヶ月の時間がかかり、公開後の細かい調整すら毎回発注が要ります。
次に時間。社内でやるなら業務改善とシステムを担当する大堂になりますが、会社の経営のことや、業務改善に忙しくしており、サイトに割けるまとまった時間は取れません。
そして更新。実は旧サイトにもブログはありました。でも普段の業務の中で書き続けることができず、何年も止まったままでした。作り直しても、この3つ目の壁が残る限り、数年後に同じ状態へ戻ります。

何を作るべきかを判断し切る人間と、形にするAI。

HR.Aのアプローチ

どう考えて、動いたか

  1. 1

    「外注で作り直す」をやめ、AIでの内製を選んだ

    費用の壁と時間の壁を同時に越える手段として。設計・文章・実装・写真まで、外部発注ゼロで進めた。

  2. 2

    AIに丸投げはしていない。経験とAIの役割分担で作った

    大堂はかつてWebサイト制作の会社やファッションレンタルサービスなどでサイト制作やシステム開発と長く携わってきた。「何をどう作るべきか」の設計・指示と、AIの出力への是正・ブラッシュアップは人間がやり、形にする作業をAIが担う。この分担だから、意図どおりの設計と実装になった。

  3. 3

    自社の「課題を解決してくれる会社か」を判断できる材料を揃えた

    考え方と方針、どんなお客様に何を提供しているか、どんな課題をどう解決してきたか。読みに来た方がこの3つを順に確かめられる構成にし、根拠になる数字(解約ゼロ・最大4,000名・平均納期3.5営業日)を要所に置いた。

  4. 4

    「作って終わり」にしない仕組みまで作った

    社内で改善の話をしているSlackや会議の議事録から、AIがネタを拾って記事の草案まで作る運用に変えた。人は対話で方向を出し、仕上げを判断する。旧ブログを止めた「書く時間がない」を、書き始めのゼロイチをAIに任せることで越えた。この記事自体が、その運用の1本目。

結果

何が、変わったか

制作の外注費

—(外注前提)0円

文言修正の反映

発注→数日社内で数分

外注費がゼロになったこと自体より大きいのは、品質・速度・コストのトレードオフが崩れたことです。外注なら「品質を取れば費用と時間がかかる」「安く早くやれば品質が落ちる」のどちらかでした。AIでの完全内製は、初期費用も、公開後の運用コストも、反映の速度も、意図した品質も、同時に成立させました。 そしてサイトが「触れないもの」から「日々の改善対象」になりました。商談で聞かれた質問をFAQに足す、実績の数字を差し替える、改善の記録を記事にする——お客様の業務でやっている運用改善のサイクルに、自社の発信基盤が乗りました。ご紹介いただいた方に、自信を持って見ていただけるサイトになりました。

HR.Aの視点

なぜ、このやり方なのか

HR.Aは、自社の労務の業務を「AIを前提」に作り込んできました。今回のリニューアルは、その同じ考え方を自社の発信基盤に適用した実践です。ただし、AIが勝手に良いものを作ってくれたわけではありません。実際、一番時間を使ったのは設計です。このサイトは誰のためのものか、各ページの目的は何か、その目的に沿ったページ構成・コンテンツの構成・見せ方はどうあるべきか——ここはAIと喧々諤々、何度も突き返しながら詰めました。何を作るべきかを判断し切る人間と、形にするAI。この掛け算が揃ったとき、品質・速度・コストは同時に成立する。そして私たちは、この「AIを前提にした労務」を、これからお客様にも届けていきます。

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